ビジネスパーソンって誰のこと?
びじねすぱーそんってだれのこと
「ビジネスマンが人文書を読む」という流行への違和感から。
番組より
ビジネスマンっていう言葉に対するさ、こっ恥ずかしさみたいなものがさ、多分ここ10年くらいで急になくなってる。
要するに、非正規労働者も正規労働者も、会社員も、個人事業主も、実業家も、全部ひっくるめて働いてる人を総称するためにビジネスマンって言ってる、すごい便利な言葉として言われてて。
ビジネスパーソンってね、労働者じゃん。労働者って言えよ。
この項目について
そもそも本は仕事のためではなく、普通に一人の人間として読むものでは?ビジネスマンという言葉へのこっ恥ずかしさが、ここ10年くらいで急になくなっている——15年前のビジネスマンにはエリートのエグゼクティブみ(地位高)があったのに、いまは非正規も正規も会社員も個人事業主も実業家も全部ひっくるめて「働いてる人」を総称する便利な言葉になった。雇用の流動化、ギグワーカーやタイミーの時代がサラリーマンに代わる言葉を要請した。配慮したビジネスパーソンという言い換えには資本家と労働者の格差の隠蔽がある——労働者って言えよ、普通のマルクス主義が必要だ。英語のビジネスは領分(ノン・オブ・ユア・ビジネス)で、土地を取ったもん勝ちから始まったアメリカのゲームの言葉。誰かこれで博論を書いてほしい。
この項目が出てくる回
関連項目
- 使わないと理解できないフィロシャピーで始まった千のプラトー講座から。
- 一周目で通じる会話はだるい「確かに僕もそれを意識しなきゃいけないと思いました」という会話への苛立ち。
- リベラルに必要なのは好かれる勇気批評家の綿野恵太(『「逆張り」の研究』『みんな政治でバカになる』)のツイートから。
- 男性的なセルフネグレクトTaiTanの「男はいつまで経っても男の子のまんますぎる」発言から。
- 路上のユートピア化路上、お邪魔ですかのタイトルへの福尾の批評。
- ポスト壊れた機械モデル壊れた機械と変だけど動く機械の先を指す荘子itの言葉。
- 建てることからの撤退福尾が8年前(25歳頃)に書いた建築批評のタイトル。
- 路上、お邪魔ですか金沢21世紀美術館から渋谷の松濤美術館に巡回した展示。
となりで喋られていたこと
この項目に言及している項目
- 運動神経悪いやつの体の面白さノーラン談義から。
- カフェインの抜き方教えてください先週のカフェイン断ちの話にリスナーからコメントが来た。
- 神じゃなくてタオ人生劇場にはストリートより上の「タオ」も出てくる、という話から。
- 疎の街オフラインイベント建てることから撤退し続けると抽象論にしかならない——疎の街も場所を持とう、ということで疎の街限定のオフラインイベントをやることに。
- 「展」がつくと人が来るTaiTanの企画でギガマートをやったとき、「ギガマート展じゃないとダメです」と言われた——展の方が圧倒的に人が来るから。
- 匂わせの言質すら渡さないナガノちいかわの考察文化について。
- 批評無頼派カルチャー無頼派だけでなく、哲学無頼派も批評無頼派もいる——めっちゃいる。
- 真っ暗な部屋の壁としてのカフェインコンビニでコーヒーを買うのは、福尾にとって杖みたいなもの——真っ暗な部屋を手探りで進むとき、壁を触って歩いているととりあえず進んでいることが分かって安心する、その壁。