匂わせの言質すら渡さないナガノ
におわせのげんちすらわたさないながの
ちいかわの考察文化について。
番組より
ナガノに関しては本当になんか匂わせに見えるんだけど、匂わせだっていう言質すら渡してくれないみたいな、すっごい絶妙な距離感でやり続けてる感じある。
今の本当のクレバーな作者って、魚豊しかりナガノしかり、自分で出すタイミングとかコントロールしてるなっていうのをすごく強く感じるよね。
この項目について
いつかちいかわたちもデカくて強くて怖いモンスターになっちゃうんじゃないか、という予兆がちょっとだけ垣間見える——でも回収されない。匂わせに見えるのに、匂わせだという言質すら渡してくれない、すごい絶妙な距離感でナガノはやり続けている。エヴァの神話化が不定期更新や断片性にドライブされたのと同じ構造を、おそらくある程度コントロールしている。一方の魚豊は3作同時連載発表——考察に神話化を委ねることにノーを言い、出すタイミングを自分でコントロールする。書かされる連載の時代の逆を、いまのクレバーな作者たちはやっている。
この項目が出てくる回
関連項目
- ビジネスパーソンって誰のこと?「ビジネスマンが人文書を読む」という流行への違和感から。
- 使わないと理解できないフィロシャピーで始まった千のプラトー講座から。
- 一周目で通じる会話はだるい「確かに僕もそれを意識しなきゃいけないと思いました」という会話への苛立ち。
- リベラルに必要なのは好かれる勇気批評家の綿野恵太(『「逆張り」の研究』『みんな政治でバカになる』)のツイートから。
- 男性的なセルフネグレクトTaiTanの「男はいつまで経っても男の子のまんますぎる」発言から。
- 路上のユートピア化路上、お邪魔ですかのタイトルへの福尾の批評。
- ポスト壊れた機械モデル壊れた機械と変だけど動く機械の先を指す荘子itの言葉。
- 建てることからの撤退福尾が8年前(25歳頃)に書いた建築批評のタイトル。