見晴らし世代映画
みはらしせだい
荘子itが試写で観た同世代の監督の映画。
「団地やベッドタウンの『なんとか台』みたいな響きだね」と福尾は言う。 父親との軋轢を描きながら、最後は仲良くやっているという着地で、 それがリアリティのなさではなく織り込み済みに見える。 検索したら監督の父親——映画の中と職業が同じランドスケープデザイナー——が 息子の映画の上映をインスタで宣伝していて、それも落ちと繋がっている。 主演の黒﨑煌代について荘子itは、演技の幅というより奥行きがあり、 二枚目俳優ではなく「誰もが投影したくなる、素のプレーンな少年A的な佇まい」 だと評する。
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関連項目
- 実家的なリアリティ丸山眞男『日本の思想』と鶴見俊輔の戦時期精神史を読んでいた福尾が見つけた線。
- 無時間的な間遊就館の最初の部屋を福尾がそう呼んだ。
- 屋根と根遊就館の中ほどに改修工事のときの靖国神社の屋根が置いてある。
- エゴドキュメントのナショナリズム利用遊就館の最後には戦没者の手紙や写真が集められた部屋が続く。
- 拝見してくださいという構え遊就館は「見てください」ではなく「拝見してください」という、拝んで見る対象として リプレゼンテーションされている。
- お気持ちと実感ニック・ランドはリベラルを皮肉って「声の政治をやっている人たち」と呼ぶ。
- 男同士の本当の気持ちは言葉にされない『見晴らし世代』で、父と息子の和解——和解ですらないもの——は 完全に非言語的に行われる、と荘子itは言う。
- 辻田真佐憲靖国問題をまとめて話すラジオやYouTubeの動画を、福尾もTaiTanも荘子itも見ている。