屋根と根
やねとね
遊就館の中ほどに改修工事のときの靖国神社の屋根が置いてある。
番組より
そこがもう離れちゃってるのに、離れてないですよという面を押してるからおかしなことになってるっていうのが、一番クリティカルに思ったことだな。
この項目について
屋根は文字通り「根」を張っている。竪穴式住居では半地下の家の屋根が地面に置かれていて、 天井でありながら根でもあった。地に足のついた家の感覚と、天井=天皇や神のようなものは 本来接しているはずなのに、いまはもう離れている。離れているのに離れていないことにしているから おかしなことになっている、というのが荘子itがこの日いちばんクリティカルに思ったこと。 「八紘一宇」=一つ屋根の下、というイメージにもつながる。
この項目が出てくる回
関連項目
- 実家的なリアリティ丸山眞男『日本の思想』と鶴見俊輔の戦時期精神史を読んでいた福尾が見つけた線。
- 無時間的な間遊就館の最初の部屋を福尾がそう呼んだ。
- エゴドキュメントのナショナリズム利用遊就館の最後には戦没者の手紙や写真が集められた部屋が続く。
- 拝見してくださいという構え遊就館は「見てください」ではなく「拝見してください」という、拝んで見る対象として リプレゼンテーションされている。
- お気持ちと実感ニック・ランドはリベラルを皮肉って「声の政治をやっている人たち」と呼ぶ。
- 男同士の本当の気持ちは言葉にされない『見晴らし世代』で、父と息子の和解——和解ですらないもの——は 完全に非言語的に行われる、と荘子itは言う。
- 辻田真佐憲靖国問題をまとめて話すラジオやYouTubeの動画を、福尾もTaiTanも荘子itも見ている。
- 丸山眞男『日本の思想』。