鑑賞料金FXシステム
かんしょうりょうきんえふえっくすしすてむ
勧める者と勧められた者の関係、そして映画をいつ観るかという時差の問題。
観ないでいることによって「観た」という言説の価値がじわじわ上がっていく—— 見まくる蓮實重彦の逆の、逆レバレッジ。半年勧められ続けた 『ミゼリコルディア』は1万5千円にすべきで、逆にハイプが最大化した 『ワン・バトル・アフター・アナザー』は300円にすべき、という冗談。 期待値が上がりきった状態で観たときの肩透かし感という実害があるので、 「そんなもので映画の価値が全て決まるのか」と思いつつも無視できない。
この項目が出てくる回
関連項目
- 点はてな「?」の前に読点を1つ打つ用法。
- リテラリティ福尾匠『眼がスクリーンになるとき』の重要概念。
- 解説に見えてしまう本『眼がスクリーンになるとき』を丁寧に読んだ高校生から 「『シネマ』に書かれてあることと福尾さんの主張の違いがよく分からない、 解説に終始していて福尾さんの思想がどこにあるのか分からなかった」という ツイートがあった。
- 動物という通路黒沢清の映画では、人間の世界と「やばいもの」の世界のあいだの通路として 動物が機能する。
- 葉っぱの影が白いシャツの上を流れたWilliam Faulkner『八月の光』でいちばん印象に残っている描写、と福尾は言う。
- 脳の容量の取り合い同棲を始めたころ、福尾は「めっちゃいろいろ聞かれるな」と負担に感じていた。
- 二人で一個の脳を使っている福尾夫婦は二人とも家にいる時間が長く、二人だけで過ごす時間がめちゃくちゃ長い。
- 金原ひとみ『蛇にピアス』『ハジケ』『藪の中』。