身体の問題と思わされてることが問題
しんたいのもんだいとおもわされてることがもんだい
メディア環境や社会に誘導された振る舞いによって体に歪みが蓄積する。
番組より
社会の中で誘導された振る舞いによって生まれた自分の中の歪みみたいなものを、でもそれはあなたの体の問題ですっていう風にもう一回個人化させられるっていう、そのなんか矛盾した操作のことが僕は気になっちゃって。
あれがむしろ不調をドライブしてたっていうか、体の問題だと思わされてたことが問題みたいな感じがする。
この項目について
それがスマホ首・ストレートネック・自律神経失調症といった名前で名指され、 「でもそれはあなたの体の問題ですよね、自分でケアしましょう」ともう一度個人に返される。 その矛盾した操作こそが問題ではないか、というのがこの回の中心。 福尾は『非美学』を書いているあいだずっと腰痛で、椅子もマットレスも枕も変えて 半分健康オタクのようになっていたが、本を書き終えたら一気に治った。 YouTubeに無数に流れてくるストレッチや整体の動画が、むしろ不調をドライブしていた。
この項目が出てくる回
関連項目
- 振付「唇をつけずに北海道と言ってみてください」と言われてやってみると、 もともと唇はつかなかったと気づく。
- 実際にあったことのパントマイム師になれドゥルーズ『意味の論理学』の言葉。
- 内面なきプライバシー『人事』で使った言葉。
- 恥とかっこよさのバランスリアルな傷や人に言えなかったことを出せているから偉い、という話ではない。
- ライフとログ福尾の講座「日記の哲学」全体のテーマ。
- Greg Egan福尾が第1回で勧め、荘子itが読み始めた。
- Louise Bourgeois自分で自分の地獄を作り出しているような作品世界なのに、すごく楽しそうにやっている。
- 庵野秀明当時の雑誌のインタビューで、宮崎駿はある時期から「これが自分だ」と言ってみせながら 綺麗なパンツを履いている状態になっている、と評したという。